武田梵声です。ボイストレーニングのバイブルと呼ばれたフースラー理論を専門とするものです。
フースラーはかつて人は自由自在に歌う事が出来たという事を生理学的に解明しました。
そして人は言語を獲得した事で喉の筋肉、喉を吊る筋肉のバランスを崩し声を不自由にしてしまったのです。
フースラーはアンザッツという筋電図実験により導き出した7つの声により、この喉と喉を吊る筋肉のバランスを回復させる方法も発見しました。
これにより古代の歌い手や古代の芸能人達のように自由自在な声が手に入るわけです。
現代のボイストレーニングというのは、ジャンルの目的に偏ったものがほとんどであり、
それは実際にはボイストレーニングではなく、ボーカルトレーニング、
~もしくはモラルセンス的なボイストレーニングと言えるでしょう、モラルセンスとは芸能学における術語で様々な含蓄がありますがここでは、美の枠組み的な意味合いで使用しています。俳優や声優、アナウンサー、プレゼンテーション等のために行われているボイストレーニングも実際には話芸のモラルセンス訓練であり、声の生理段階に働きかけてゆくものではないでしょう。
要するに喉の筋肉が自由自在になった人が、
それぞれのジャンルのルールを覚えるための練習がモラルセンストレーニングになるわけです。
ですのでまだ喉の筋肉が自由自在でない人、声が自由自在でない人は、
先ずは、フースラー及び17世紀型の訓練といった声の生理的段階を回復させねば、結局何にもならないのだと言えます。
~
にあたるものになります。
ボイストレーニングという以上は世界各地の現代大衆歌謡や大衆芸能~世界各地の古典芸能更に世界各地の民俗芸能や古代芸能の声まで、
すなわち人から発されるあらゆる声をその射程に持っていなければならないわけです。
それに唯一成功したのがフースラーでした。
武田梵声のレッスンはオルフェ音楽教室まで
オルフェ音楽教室 http://e-koe.jp/
武田梵声の著書
ボーカリストのためのフースラーメソード(リットーミュージック刊)
こどものための究極正しい声のトレーニング(リットーミュージック刊)
武田梵声のライブドアブログ
(フースラー発声学、リード発声学、チェザリー発声学、オールドイタリアンスクール発声学に特化したブログで、ミックスボイスの歴史を遡り、旧石器時代~言語獲得以前の原始ミックスボイスの再生を目指すためのブログです。)
至高のボイトレフースラー真ミックスボイスを思考する。SLSボイトレ SLSミックスボイス のチェザリー回帰の方法を思考する。
SLSボイトレ
ミックスボイス武田梵声
等の検索ワードでも出てくるようです。
芸能に関する108の質問
金城様ありがとうございます。
さて、ルソー以降 西洋人や近代人の間でも この 古代的心性を 甦らすための 祝祭性 の復活は 究極的な方法として思考されてきました。
その極致にいたのが マラルメでしょうか
マラルメにより カトリックのミサ やワーグナー は 祝祭のモデル 古代芸能のモデル として捉えられ、オリンピック や ワールドカップ スポーツ観戦 更には テレビ世界同時中継 等にも マラルメ的な祝祭概念は応用可能と考える研究者も出てきています。
これらは確かに大きな可能性はあります。デュルケムも指摘しているように
集団は沸騰を発生させやすいわけです
しかしながら 秘密結社が喪失した近代において こうした 籠り や 瞑想 沸騰により 発生した
ヒエロファニー や ヌミノーゼ や
古代的心性 にたとえ出会っても 日常レベルにはほとんどおちてこない ロジックとして 取り出せないという事が言えるわけです。
例えば エラノスでも 重要な考えとなった
中空構造論 は現代の日本人の中にも蠢く 精神 や 思考の根源にある原理と考えられますが、 それを 取りだして動かした中にいる 変な言い方かもしれませんが 中空構造 の アフォーダンス を実感している人は少ないのが現状といえます。
後は先日もお話しましたが
テーマパークのマシーンは 全て 未来派いわく 変容のためのマシーンです
特に 旋回系 スピード系 落下系 はそうでしょう お化け屋敷 などももちろんそうです。
ジェットコースター ティーカップ
観覧車 等で 我々の情動は 近代人の情動は 変容に向かう筈なのです。
車 飛行機 バイク 自転車 どれもスピードは変容性を含みます マリネッティ率いる未来派 は 人類が新なスピードをてにする度に 狂喜したわけです。 我々は更なる変容に向かえるのだ!!! と しかし残念ながらそうはなりませんでした
宇宙ロケット や 星 惑星 の 想観は
月輪観 や 日想観 を 未来芸能にまで解き放つ可能性を持つ事は確かで 実際 宇宙に行った 宇宙飛行士達の多くも
ある種の変容体験は語りはします。しかし・・・
現代のクラブカルチャーも MDMAと共に アンダーグラウンドブラックカルチャーと共に 変容性 を多く含んだ文化現象の筈です。 これは ヒッピームーブメント フラワームーブメントの子孫なわけです。 彼ら彼女達の中でも
ヌミノーゼに触れているものは 毎晩 何人も出ている筈なのです。 少なくとも 脳波分析 や 大脳生理学的な分析 報酬系 や 懲罰系 の分析をするならば
彼らに変容は訪れてはいるでしょう。
しかし・・・
ベケット
の戯曲~ゴトーを待ちながら~のように結局 近代というのはそういう空間なのかもしれません、 ゴトーに会っているかもしれないのに その存在に気付く事が出来ていない。
我々は 最高の変容の機会を与えながらも 何度も 逃し 今度こそ と 思いながらも また逃してしまう・・・
まあこれは 相当に 瞑想 や 籠りを修練しているものでも 多かれ少なかれ 同じでしょうが、
近代のサイトシーイング現象を上手く防ぐ事が出来た時
近代生活~アフリカ段階の生活までのすべてが
瞑想空間 籠り空間 に 一気に変容する事でしょう
オーロビンドゴーシュ
瞑想都市空間 は いきなり 顕れる可能性すらある
マラルメの 祝祭空間 も いきなり顕れる可能性もあるようにも思うわけです。
松本様。吸気の質問ありがとうございます。
これもダーウィン以降 発見された法則ですが、類人猿の中には 呼気発声と吸気発声とを行うものもいますし、 全ての動物が吸気発声というのは 例外もあるようです。 人類もアフリカ的段階の芸能や言語の中には吸気発声を伴うものが残っている事から原初のホモサピエンサピエンスもかなり 吸気発声は行っていたと考えていいと思います。
現代の赤ちゃんが吸気発声になるか否かですが、クーイングや ボーカルプレイの中には 世界各地の様々な言語の音響が含まれていますので マザーリーズの段階で そうするならば そうなる可能性は高いかもしれません、 実際 吸気発声が残っている言語の文化圏ではそのようにし、その言語や発声を子供達が習得しているわけですから、
素晴らしい質問を頂きありがとうございます。
川崎様 浄化、解毒の芸能は
そうですね 北米インディアン の ズニ の芸能マルセルモースの民族誌により報告されたもの や ラコタスー のサンダンス等は浄化力を含みますね 南米のインディオの芸能の特徴もメディスンマンによる 治療芸能ですし、ジョーギーの クリアヨーガも浄化のための籠り態にして芸能と捉えてよろしいでしょう。
日本の放浪芸の祓う芸能というのも浄化、解毒の芸能です。
人形回し、琵琶法師、祭文がそれにあたります。
デジマ様ありがとうございます。
脳内変容のための様々な事は上記の祝祭や瞑想曼荼羅都市空間の中で語った事とやや重複してしまうのですが、
思い付くままにあげてゆきますね
旋回系の遊び
目眩系の遊び、
チーズを食べる、
チョコレートを食べる
ボーっとする。いわゆるデフォルトモードネットワークです。
とにかく走る。すなわちランナーズハイです。
泳ぐ。かつてインド哲学者が最も瞑想的な近代スポーツは水泳と答えたわけです。
桜木花道と流川の真似をする。半分冗談半分ですが、このスラムダンクの最終回シーンは、いわゆるスポーツ選手の至高のメンタル状態にして、身体性とされるゾーン感覚をよく顕していると考えられているものです。
ブランコに乗る。私のブログによく登場しますが、ブランコはかつてユサハリとかプレンカと呼ばれ冬至の太陽を再生させるための魂振りの装置でした。折口信夫の ほかいびと や まれびと のモデルとなった 台湾蕃族の最大の芸能もブランコによるものでした。当然少女を変容させ、太陽と世界の魂振りを図るわけです。 基本的にカイヨワの遊び学やフェイゲンの動物の遊び行動学から言ってほとんどの遊びと遊具は多かれ少なかれ変容性を含みますし、伝承遊戯、伝承童謡の大半は古代芸能の変容態が信仰を喪失したものと考えられています。
酒を飲む
煙草を飲む
サイケデリックスを飲む
テーマパークの乗り物に乗る(未来派的変容)
車に乗る(未来派的変容)
飛行機に乗る(未来派的変容)
炊事、洗濯、掃除(カルマヨーガ、ワーク的に)
食事をする(カルマヨーガ、ワーク的、アエノコト、直会的)
歩く、座る、様々な座法(禅的にもしくは、アクシスムンディ論的に)
性行為
眠る(夢を見る、アーキタイプに出会う、エラノス的な超芸能の原点)
殴る、殴られる、怒鳴る、怒鳴られる(懲罰系の脳内麻薬の発生)
サクリファイス
通過芸能、通過儀礼
タトゥーを彫る(通過芸能的変容)
砂利道を歩く、枯れ葉道を歩く(ハイパーソニック音響による変容)
チベットの法具を中心とした民族楽器の音を浴びる
ノイズを浴びる
呼吸をとめる(クンバカ)
息を長く吸う(アーナパナサティ的)
息を長く吐く(当世流行りの瞑想呼吸)
息の真釣りを感じる(オキナガ的)
寝ない(2日以上)
食べない
恋愛をする(peaの放出)
ワールドカップ、オリンピック(集団沸騰)
ギャンブル(ギャンブラーズハイ)
金をつかいきる(トウジン、サクリファイス型)
笑う(バタイユ的変容)
牛と闘う(スペイン的、ディオニュソス的変容、ミノス的変容)
熊と戦う(ボーパ型)
クラブで踊る(ヒッピー残党、集団沸騰型)
各種瞑想
各種籠り態
鏡をみる(ミカガミギョハイ型)
風呂に入る、温泉に入る(ユカワミズ型、廻立殿型)
天狗の真似をして二階から飛び降りる
(セネストパチー型)
笹の葉を振りシャッ!シャッ!という音を聴く(原始神楽型)
ジャンプする(踊り型)
蕎麦をすする(みょうこうさん型)
冬眠する(原始籠り態型)
だだっ子の真似(ヘンベ型)
泣く(泣き女型)
グロソラリア
オートマティズム
オノマトペ(アルトー型)
叫ぶ(アルトー型)
抹殺された所作(暗黒舞踏型)
農作業(アスコナ型)
影と踊る(ラスコー型)
影と一緒に絵を描き、絵の中で影を踊らせる(ラスコー型)
出産(縄文ビーナス型)
銅鐸を破壊する(弥生型魂振り)
ホト、ヨーニ、リンガを森羅万象にむける(原始魂振り型)
等々 多分一生言えそうです・・・が大半が危険なのでやらないようにお願いいたします。
類化性能 アナロジー メタファー メトニミー の訓練ですが、
基本的には なぞなぞ とか 駄洒落 で鍛えられます。 後はシンダレラごっこ
です。 神話 昔話 も アナロジーの宝庫ですし、 何よりも ご自身の夢(睡眠時)を分析なさるのが 至高のアナロジーの発現が行われている事に気づかれるでしょう。 夢とそのアーキタイプはエラノス的思考の根源ですから、
後は詩や和歌ですね、こちらもアナロジーの宝庫です。何よりも芸能そのものもがアナロジーの集大成です。
心が疲れた時に何をすべきか?
様々な方法がありますが、東洋神秘主義的呼吸法でいわゆるセロトニンを出す方法なんかありますが、禅病とか籠りのやりすぎだと逆効果でしょうね
我々は芸能や瞑想、籠りの専門家ゆえに白隠禅師みたいな強迫性障害のような神経症的なパラダイムに陥った場合は、あまり籠りや瞑想が役にたたない場合も現実的には多いでしょう。これも時間をかければ、その内に抜けてきますが、やはりその間の魔境感覚は恐ろしいものがあります。基本的には漢方薬がお薦めです。ミンハオや柏子養心丸が無難ですが、証にあわせて様々です。 抑肝散は一般化されていますが病名漢方ほど馬鹿げたチョイスはないように思います。 タイナイフウドウ のような 激しい心の疲れにはやはり 蠍がよく効きます。これぞ 中医学 中国漢方の奥の手です。
フースラーはかつて人は自由自在に歌う事が出来たという事を生理学的に解明しました。
そして人は言語を獲得した事で喉の筋肉、喉を吊る筋肉のバランスを崩し声を不自由にしてしまったのです。
フースラーはアンザッツという筋電図実験により導き出した7つの声により、この喉と喉を吊る筋肉のバランスを回復させる方法も発見しました。
これにより古代の歌い手や古代の芸能人達のように自由自在な声が手に入るわけです。
現代のボイストレーニングというのは、ジャンルの目的に偏ったものがほとんどであり、
それは実際にはボイストレーニングではなく、ボーカルトレーニング、
~もしくはモラルセンス的なボイストレーニングと言えるでしょう、モラルセンスとは芸能学における術語で様々な含蓄がありますがここでは、美の枠組み的な意味合いで使用しています。俳優や声優、アナウンサー、プレゼンテーション等のために行われているボイストレーニングも実際には話芸のモラルセンス訓練であり、声の生理段階に働きかけてゆくものではないでしょう。
要するに喉の筋肉が自由自在になった人が、
それぞれのジャンルのルールを覚えるための練習がモラルセンストレーニングになるわけです。
ですのでまだ喉の筋肉が自由自在でない人、声が自由自在でない人は、
先ずは、フースラー及び17世紀型の訓練といった声の生理的段階を回復させねば、結局何にもならないのだと言えます。
~
にあたるものになります。
ボイストレーニングという以上は世界各地の現代大衆歌謡や大衆芸能~世界各地の古典芸能更に世界各地の民俗芸能や古代芸能の声まで、
すなわち人から発されるあらゆる声をその射程に持っていなければならないわけです。
それに唯一成功したのがフースラーでした。
武田梵声のレッスンはオルフェ音楽教室まで
オルフェ音楽教室 http://e-koe.jp/
武田梵声の著書
ボーカリストのためのフースラーメソード(リットーミュージック刊)
こどものための究極正しい声のトレーニング(リットーミュージック刊)
武田梵声のライブドアブログ
(フースラー発声学、リード発声学、チェザリー発声学、オールドイタリアンスクール発声学に特化したブログで、ミックスボイスの歴史を遡り、旧石器時代~言語獲得以前の原始ミックスボイスの再生を目指すためのブログです。)
至高のボイトレフースラー真ミックスボイスを思考する。SLSボイトレ SLSミックスボイス のチェザリー回帰の方法を思考する。
SLSボイトレ
ミックスボイス武田梵声
等の検索ワードでも出てくるようです。
芸能に関する108の質問
金城様ありがとうございます。
さて、ルソー以降 西洋人や近代人の間でも この 古代的心性を 甦らすための 祝祭性 の復活は 究極的な方法として思考されてきました。
その極致にいたのが マラルメでしょうか
マラルメにより カトリックのミサ やワーグナー は 祝祭のモデル 古代芸能のモデル として捉えられ、オリンピック や ワールドカップ スポーツ観戦 更には テレビ世界同時中継 等にも マラルメ的な祝祭概念は応用可能と考える研究者も出てきています。
これらは確かに大きな可能性はあります。デュルケムも指摘しているように
集団は沸騰を発生させやすいわけです
しかしながら 秘密結社が喪失した近代において こうした 籠り や 瞑想 沸騰により 発生した
ヒエロファニー や ヌミノーゼ や
古代的心性 にたとえ出会っても 日常レベルにはほとんどおちてこない ロジックとして 取り出せないという事が言えるわけです。
例えば エラノスでも 重要な考えとなった
中空構造論 は現代の日本人の中にも蠢く 精神 や 思考の根源にある原理と考えられますが、 それを 取りだして動かした中にいる 変な言い方かもしれませんが 中空構造 の アフォーダンス を実感している人は少ないのが現状といえます。
後は先日もお話しましたが
テーマパークのマシーンは 全て 未来派いわく 変容のためのマシーンです
特に 旋回系 スピード系 落下系 はそうでしょう お化け屋敷 などももちろんそうです。
ジェットコースター ティーカップ
観覧車 等で 我々の情動は 近代人の情動は 変容に向かう筈なのです。
車 飛行機 バイク 自転車 どれもスピードは変容性を含みます マリネッティ率いる未来派 は 人類が新なスピードをてにする度に 狂喜したわけです。 我々は更なる変容に向かえるのだ!!! と しかし残念ながらそうはなりませんでした
宇宙ロケット や 星 惑星 の 想観は
月輪観 や 日想観 を 未来芸能にまで解き放つ可能性を持つ事は確かで 実際 宇宙に行った 宇宙飛行士達の多くも
ある種の変容体験は語りはします。しかし・・・
現代のクラブカルチャーも MDMAと共に アンダーグラウンドブラックカルチャーと共に 変容性 を多く含んだ文化現象の筈です。 これは ヒッピームーブメント フラワームーブメントの子孫なわけです。 彼ら彼女達の中でも
ヌミノーゼに触れているものは 毎晩 何人も出ている筈なのです。 少なくとも 脳波分析 や 大脳生理学的な分析 報酬系 や 懲罰系 の分析をするならば
彼らに変容は訪れてはいるでしょう。
しかし・・・
ベケット
の戯曲~ゴトーを待ちながら~のように結局 近代というのはそういう空間なのかもしれません、 ゴトーに会っているかもしれないのに その存在に気付く事が出来ていない。
我々は 最高の変容の機会を与えながらも 何度も 逃し 今度こそ と 思いながらも また逃してしまう・・・
まあこれは 相当に 瞑想 や 籠りを修練しているものでも 多かれ少なかれ 同じでしょうが、
近代のサイトシーイング現象を上手く防ぐ事が出来た時
近代生活~アフリカ段階の生活までのすべてが
瞑想空間 籠り空間 に 一気に変容する事でしょう
オーロビンドゴーシュ
瞑想都市空間 は いきなり 顕れる可能性すらある
マラルメの 祝祭空間 も いきなり顕れる可能性もあるようにも思うわけです。
松本様。吸気の質問ありがとうございます。
これもダーウィン以降 発見された法則ですが、類人猿の中には 呼気発声と吸気発声とを行うものもいますし、 全ての動物が吸気発声というのは 例外もあるようです。 人類もアフリカ的段階の芸能や言語の中には吸気発声を伴うものが残っている事から原初のホモサピエンサピエンスもかなり 吸気発声は行っていたと考えていいと思います。
現代の赤ちゃんが吸気発声になるか否かですが、クーイングや ボーカルプレイの中には 世界各地の様々な言語の音響が含まれていますので マザーリーズの段階で そうするならば そうなる可能性は高いかもしれません、 実際 吸気発声が残っている言語の文化圏ではそのようにし、その言語や発声を子供達が習得しているわけですから、
素晴らしい質問を頂きありがとうございます。
川崎様 浄化、解毒の芸能は
そうですね 北米インディアン の ズニ の芸能マルセルモースの民族誌により報告されたもの や ラコタスー のサンダンス等は浄化力を含みますね 南米のインディオの芸能の特徴もメディスンマンによる 治療芸能ですし、ジョーギーの クリアヨーガも浄化のための籠り態にして芸能と捉えてよろしいでしょう。
日本の放浪芸の祓う芸能というのも浄化、解毒の芸能です。
人形回し、琵琶法師、祭文がそれにあたります。
デジマ様ありがとうございます。
脳内変容のための様々な事は上記の祝祭や瞑想曼荼羅都市空間の中で語った事とやや重複してしまうのですが、
思い付くままにあげてゆきますね
旋回系の遊び
目眩系の遊び、
チーズを食べる、
チョコレートを食べる
ボーっとする。いわゆるデフォルトモードネットワークです。
とにかく走る。すなわちランナーズハイです。
泳ぐ。かつてインド哲学者が最も瞑想的な近代スポーツは水泳と答えたわけです。
桜木花道と流川の真似をする。半分冗談半分ですが、このスラムダンクの最終回シーンは、いわゆるスポーツ選手の至高のメンタル状態にして、身体性とされるゾーン感覚をよく顕していると考えられているものです。
ブランコに乗る。私のブログによく登場しますが、ブランコはかつてユサハリとかプレンカと呼ばれ冬至の太陽を再生させるための魂振りの装置でした。折口信夫の ほかいびと や まれびと のモデルとなった 台湾蕃族の最大の芸能もブランコによるものでした。当然少女を変容させ、太陽と世界の魂振りを図るわけです。 基本的にカイヨワの遊び学やフェイゲンの動物の遊び行動学から言ってほとんどの遊びと遊具は多かれ少なかれ変容性を含みますし、伝承遊戯、伝承童謡の大半は古代芸能の変容態が信仰を喪失したものと考えられています。
酒を飲む
煙草を飲む
サイケデリックスを飲む
テーマパークの乗り物に乗る(未来派的変容)
車に乗る(未来派的変容)
飛行機に乗る(未来派的変容)
炊事、洗濯、掃除(カルマヨーガ、ワーク的に)
食事をする(カルマヨーガ、ワーク的、アエノコト、直会的)
歩く、座る、様々な座法(禅的にもしくは、アクシスムンディ論的に)
性行為
眠る(夢を見る、アーキタイプに出会う、エラノス的な超芸能の原点)
殴る、殴られる、怒鳴る、怒鳴られる(懲罰系の脳内麻薬の発生)
サクリファイス
通過芸能、通過儀礼
タトゥーを彫る(通過芸能的変容)
砂利道を歩く、枯れ葉道を歩く(ハイパーソニック音響による変容)
チベットの法具を中心とした民族楽器の音を浴びる
ノイズを浴びる
呼吸をとめる(クンバカ)
息を長く吸う(アーナパナサティ的)
息を長く吐く(当世流行りの瞑想呼吸)
息の真釣りを感じる(オキナガ的)
寝ない(2日以上)
食べない
恋愛をする(peaの放出)
ワールドカップ、オリンピック(集団沸騰)
ギャンブル(ギャンブラーズハイ)
金をつかいきる(トウジン、サクリファイス型)
笑う(バタイユ的変容)
牛と闘う(スペイン的、ディオニュソス的変容、ミノス的変容)
熊と戦う(ボーパ型)
クラブで踊る(ヒッピー残党、集団沸騰型)
各種瞑想
各種籠り態
鏡をみる(ミカガミギョハイ型)
風呂に入る、温泉に入る(ユカワミズ型、廻立殿型)
天狗の真似をして二階から飛び降りる
(セネストパチー型)
笹の葉を振りシャッ!シャッ!という音を聴く(原始神楽型)
ジャンプする(踊り型)
蕎麦をすする(みょうこうさん型)
冬眠する(原始籠り態型)
だだっ子の真似(ヘンベ型)
泣く(泣き女型)
グロソラリア
オートマティズム
オノマトペ(アルトー型)
叫ぶ(アルトー型)
抹殺された所作(暗黒舞踏型)
農作業(アスコナ型)
影と踊る(ラスコー型)
影と一緒に絵を描き、絵の中で影を踊らせる(ラスコー型)
出産(縄文ビーナス型)
銅鐸を破壊する(弥生型魂振り)
ホト、ヨーニ、リンガを森羅万象にむける(原始魂振り型)
等々 多分一生言えそうです・・・が大半が危険なのでやらないようにお願いいたします。
類化性能 アナロジー メタファー メトニミー の訓練ですが、
基本的には なぞなぞ とか 駄洒落 で鍛えられます。 後はシンダレラごっこ
です。 神話 昔話 も アナロジーの宝庫ですし、 何よりも ご自身の夢(睡眠時)を分析なさるのが 至高のアナロジーの発現が行われている事に気づかれるでしょう。 夢とそのアーキタイプはエラノス的思考の根源ですから、
後は詩や和歌ですね、こちらもアナロジーの宝庫です。何よりも芸能そのものもがアナロジーの集大成です。
心が疲れた時に何をすべきか?
様々な方法がありますが、東洋神秘主義的呼吸法でいわゆるセロトニンを出す方法なんかありますが、禅病とか籠りのやりすぎだと逆効果でしょうね
我々は芸能や瞑想、籠りの専門家ゆえに白隠禅師みたいな強迫性障害のような神経症的なパラダイムに陥った場合は、あまり籠りや瞑想が役にたたない場合も現実的には多いでしょう。これも時間をかければ、その内に抜けてきますが、やはりその間の魔境感覚は恐ろしいものがあります。基本的には漢方薬がお薦めです。ミンハオや柏子養心丸が無難ですが、証にあわせて様々です。 抑肝散は一般化されていますが病名漢方ほど馬鹿げたチョイスはないように思います。 タイナイフウドウ のような 激しい心の疲れにはやはり 蠍がよく効きます。これぞ 中医学 中国漢方の奥の手です。